下がる建築物の価値と揺るがない土地の資産価値
新築の一戸建てであっても価値が高いのははじめだけであり、築年数も一定の期間を過ぎてしまえば価値が下がるどころか、評価自体がゼロになります。
評価を付けられないばかりで住むものではなく、取り壊しをする必要が出てきてその費用も掛かるので、結果的に評価はマイナスです。
建物は年数を追うごとに評価価値が消え去りますが、年数が経過しても資産価値を持ちルづけることができるのが土地であり、土地は大きな資産になります。
準都市計画区域内の建築物や、都市計画区域の建築物の場合は条件があって、接道義務を果たしている事が必要です。
接道義務を果たすことができなくて再建築ができない場合は、その土地の価値は低くなります。
土地の取引は土地だけの問題ではなく、その上に建物を建築するために必要なので、土地に建築ができなければ価値を出すことはできません。
建築基準法に違反して建築されたり、法令や条例に違反して建てられた建物は、違法建築と呼ばれる建物のことです。
合法のもとで建築をされたり、増改築で違法な状態になるときも違反建築物となり、これらは銀行での住宅ローンが組めない可能性が出てきます。
処分の際にも簡単には売れない物件ですので、不動産購入時には要注意です。